toyintelligence’s diary

コンピュータの基礎を遊んで学ぶ趣味ブログ

フリップフロップ自作

お次はフリップフロップ。これは数を記憶する機械。フリップフロップにも色々あるようだが、一番簡単そうなRS型をチョイス。RとSが入力で、Q(とその反転)が出力。一度Sに1を入力するとQが1になり、Sを0にもどしてもその状態が維持される。Rに1を入力するとQが0になり、Rを0にもどしても維持される。回路図上で手計算したら確かにそうなったが、なんか騙された気がする…

作った回路はこんな感じ。緑LEDがQ、赤LEDがQの反転。緑ケーブルがS、赤ケーブルがR。例によってケーブルを奥につなぐと1、手前につなぐと0。

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初期状態。Q=0

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Sに1を入れるとQが1になる

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すると、Sを0に戻してもQは1のまま

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Rに1をいれるとQが0にリセットされる

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Rを0に戻してもQは0のまま

フリップフロップは揮発性で電源を落とすと内容が失われると聞いていたが、この回路は電源を落としても内容が保持されたり、電源を抜いてる間にケーブルを抜き差しすると電源を入れたときにその結果が反映されたりして、なんだこれはとなったが、どうもコンデンサに貯められた電気のせいだったようだ。このコンデンサかなりしぶといんですね。